韓国語を話せなかった私が韓国で家を契約した方法。結論から言うと、私は『ソウル部屋ナビ』という不動産仲介会社の方にサポートをしていただき滞在する部屋を見つけました。

韓国の家探し(希望の物件は?)
韓国生活を始めるにあたり、一番心配だった部屋探し。一人暮らし歴が10年以上なので、部屋には少しこだわりがありました。
私の希望していた物件
家探しをする前に、これだけは絶対譲れない部分を自分の中で明確にしました。
- ワンルーム(オフィステルを含む)
- 保証金500万W / 家賃60万〜70万W
- 広さより清潔さ
- 築浅(できれば新築)
- シャワーブースつき
- 3階以上
- 語学堂まで30分以内の距離
- ◯◯駅の近く
とりあえず以上。ちょっと条件が多いかもしれませんが、日本で一人暮らしをしていた時とだいたい同じようなに条件を並べ、事前に住みたいエリアも決めていました。
ワンルームを希望した理由
留学を決意した当時は、お金節約のためにコシウォンやコシテルに住むことを考えていた私が、ワンルーム希望に変えた理由は…。
留学経験のある友人にワンルームを勧められた
留学経験がある友達にワンルームを勧められました。友人は留学時代にコシウォンに住みストレスで3ヶ月で引っ越ししたそう。異国の地で引っ越しは大変だから、住むなら最初からワンルームにした方がいいよとアドバイスされました。
自分には合わないと思った
留学前に2週間という少し長めの期間、韓国旅行をする機会がありました。どうせなら…とその2週間の間コシウォンを借りて生活してみたのです。その時に借りた部屋が特に窓が小さなコシウォンだったため窮屈感を感じてしまい、コシウォンはやめることにしました。
韓国の家探し(出国前にしたこと)
私は内見してからでないと部屋の契約をしたくなかったので、韓国へ入国後数日間はホテルへ滞在し、その間に内見して契約をする予定でした。そのため、出国前はソウル部屋ナビさんへ連絡し希望などをお伝えしただけ。
ソウル部屋ナビさんへ連絡
希望する物件の条件をだいたい決めたら、まずはソウル部屋ナビさんへ連絡。ラインで連絡を入れるとワンルーム担当の方(韓国在住の日本人スタッフさん)が電話をかけてきてくださいました。
ソウル部屋ナビホームページはこちら
担当者の方へお伝えしたこと
- いつから韓国へ行くか
- 自分の希望する部屋の条件
직방や다방など韓国の賃貸アプリで検索をかけ、自分の住みたい部屋のイメージに近い物件のURLを送り、物件を探していただけるようにお願い。
韓国の家探し(韓国入国後の流れ)

- 韓国入国後ホテルへ滞在(5日間ほどairbnbで部屋を借りました。)
- 出国前に連絡を取っていたソウル部屋ナビの担当者の方とお会いして、一緒に不動産へ。(住むエリアを決めていたので直接そのエリアの現地不動産へ行きました。)
- 希望する条件に合っている物件を内見
- ソウル部屋ナビの担当者さんにサポートして頂き契約
- 入居
韓国入国後の家探しで発生した問題
직방や다방に掲載されている物件がない
担当者さんも私も、事前に賃貸アプリで物件を探していたのですが…직방や다방に掲載されていた部屋はことごとくすべて埋まってしまっていました。賃貸アプリはあまりあてになりません。(既に契約済みの部屋なのに情報が更新されていなかったり、釣り物件だったり…。)
韓国の大学入学時期と被ってしまい物件がない
韓国の大学は3月と9月が入学時期です。(日本と異なります。)それを知らずに9月から部屋を借りようとしていたため、部屋があまり残っていませんでした。(韓国も大学の卒業・入学の時期は、空き部屋が出てもすぐに埋まってしまうため、部屋探しは時間との戦いだそうです。)
私の希望する物件はまだ完成していなかった
私の希望をお伝えすると…大学入学の時期なこともあり希望するエリアではほぼ部屋が埋まってしまっていました。『新築がいいなら、まだ完成してない物件ならいくつかあるよ』とのことで、まだ完全には完成していないオフィステルのお部屋を何軒も内見させていただきました。(部屋は完成してるけど、共有部分や外装が完成していない。)
韓国の家探し(結果)

- 訪問した不動産屋…2箇所
- 内見した部屋…6部屋
- 訪問から契約までかかった時間…2時間
私の希望が『築浅オフィステル、駅近』だったためなかなか希望に合う物件がなく、その上大学入学の時期とかぶってしまい一時はどうなることかと思いましたが、タイミングよく良い不動産屋さんに当たって、親切にしていただき無事に部屋を契約することができました。
韓国での内見の様子
とにかく速い!
内見の時も日本と違って速い速い(笑)『はい、見たよねー!じゃこっちの部屋!』『ここ微妙?何が嫌??日当たり微妙かな?』『じゃ、こっちの部屋!ここは日当たりいいけどその代わりテレビついてないよ!』と不動産屋さんのおじさんがテキパキと案内してくださいました。
内見は裸足で
私が靴を脱いで部屋に入ろうとしたら…『汚いから土足で大丈夫!』とのこと。確かに床を見ると砂が落ちている…。韓国の内見は土足でした。(新築だからなのかな…。)韓国の家は入居後に入居する人が自分で掃除するので、床の掃除が大変だったことは言うまでもない…。
結構なんでもあり
内見している時に違う不動産屋さんの方と遭遇し『このお客さんこんな物件探してるんだけど、おたくに良い物件ない?』と不動産屋さんのおじさん相談。(日本だと他社へはお客さん譲りたくないと思うのですが、韓国は違うみたい)
実際に契約した部屋
実際に私が契約した部屋はこんな感じの部屋です。
- 新築オフィステル
- 家賃月70万ウォン / プラス管理費
- 洗濯機、冷蔵庫
- IHコンロ2口、レンジつき
- シャワーブースあり
- トイレウォシュレットつき(これはいらなかった)
- 収納大量
初期費用
契約当日にお支払いした費用はこちら。
保証金 | 500万ウォン(退去時に返金されます) |
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初月家賃 | 70万ウォン |
ソウル部屋ナビ手数料 | 70万ウォン(家賃1ヶ月分) |
ブラインド代 | 8万ウォン |
合計 | 648万ウォン(日本円で約64万円) |
※部屋に大きな窓があるのですが、ブラインドがついていなかったのでつけていただきました。
内見した日にそのまま契約書を記入し、保証金500万ウォンと初月の賃料70万を現金で不動産屋さんへお支払い。(もちろんウォンで)その場で不動産屋さんが大家さんへネットバンキングで保証金と賃料を振込み、それがきちんと不動産→大家さんに振り込まれた証明書と領収書もいただきました。私の身分証はパスポートのコピーをお渡し!(後日外国人登録証が発行されてから、見せに行きました。)
ソウル部屋ナビのサポート
ソウル部屋ナビさんに手数料家賃1ヶ月分を支払いましたが、契約時のサポート以外にもオフィステルを退去するまでの間にトラブルが発生した場合はその都度サポートしてくださるとのこと。韓国語がまったくできなかったので、その後もしばらくは助けられました。(オフィステル入居するも、コンロがつかないというトラブルが初日に発生笑)
終わりに
今日は、韓国でオフィステルを契約したお話をしてみました。部屋は無事に契約したものの、まだ完成していない新築物件を契約したため入居まで1週間かかり、その間大荷物を抱えゲストハウスを転々としたのも今となっては良い思い出。(留学で一番大変だった時期)
当日どの部屋に空きがあるかわからないため、いい部屋があるかどうかは本当タイミングと運もあると思います。私のように新築でまだ完成していない…という特殊な状況以外は基本的に契約後当日または次の日に入居できる韓国の便利な賃貸システム。とても良い経験となりました。
当時、挨拶程度の韓国語しかわからない私をサポートしてくださったソウル部屋ナビの方にも感謝です。
